横浜市スポーツ医科学センター

今日は一日かけて横浜市スポーツ医科学センターでSPS(スポーツプログラムサービス)を受けてきました。
「医学的検査・運動負荷試験・体力測定を行うスポーツ版の人間ドック」だそうです。
先日の全身疲労&微熱の件が気になるのに、5月に受けた健康診断の結果が一向に出てこないので、17,000円払って受けてきました。
平日という事もあるのか、私以外の受診者は全員私よりも2倍ほど人生経験を積んでいるような方ばかり。
まずは血液検査や尿検査、胸部レントゲンなどの医学的検査と内科の問診がありました。
全ての結果が当日分かります。素晴らしいです。
医学的検査の結果は一応問題なしでした。なぜ「一応」なのかは後ほど。
運動負荷試験では、心電図と血圧をモニターしながら自転車エルゴメーターを漕ぎます。
ケイデンスは音に合わせるように指示されます。かなりゆっくりのペダリングで50〜60rpmで一定。
負荷は連続的に高められていき、漕ぎながら主観的強度を目の前のパネルのボタンで示していきます。
ドクターが「ここまで」と判断した人から順にクールダウンに入って抜けていきますので、当然のことながら圧倒的に若造な私が最後まで残りました。
負荷が300Wになったところで終了になってクールダウン。
時間はトータル16分ほどでした。
その後は色々な器具を使って体力測定。
昼食後は結果についての全体説明と一人ずつ個室で個別の説明やアドバイスを受けて16時すぎに終わりました。
 
「GOOD NEWS」

  • 骨量は10代のレベル
    • 10代後半をピークに加齢と共に徐々に減少するらしいので、ピークまでの獲得量が多かったらしい
  • 肺活量高い
    • 持久系スポーツをやってますからそれなりに。
  • 体力プロフィールとしては筋力や敏捷性、持久力、バランスなど全般的に高いレベルにある
    • 大腿四頭筋のパワーはかなり高い。自転車競技向けにはハムをもう少し強くした方が良い。両方もう少し高めれば(以下略)
  • 体脂肪率は10%
    • 我が家の体重計は最近ずっと14%前後を示してます。新しいのを買うか...
    • 目指すぞ一桁!

「BAD NEWS」

下二つの尿関係は経過観察。
血が薄い件は、血液の材料(血清鉄)は足りていることから、睡眠不足が原因として考えられるらしいです。
一週間の休息後での値ですから、先週までは基準値以下だったかもしれません。この辺りが先週の体調異常として出たのでしょう。
ちなみに、血が薄い(貧血)状態で走ると、ある程度の時間を越えた頃に、心肺はまだまだいけるのに脚が動かなくなったりするそうです。
 
「まとめ」
上では省略しましたが、具体的な数値目標やアドバイスを色々もらいました。
大変有意義で、今後のトレーニングの方針も自分の中で具体的にイメージ出来ました。
ただ、SPS自体はどちらかというと一般の人向けの内容なので、もっと詳しい測定を行ないたければご相談下さいとの事でした。
近いうちに最大酸素摂取量とか血中乳酸値の測定などを行なってもらおうと思っています。
さらに専門的なアドバイスをもらえるようですし、実際の乳酸閾値などはとても知りたい情報ですからねぇ。
医学的検査が無ければ料金もそれほど高くは無いらしいし。
その際はまたレポートします(具体的な測定結果は多分秘密にしますが(笑))