通勤手段の変遷(4)

通勤時間を考えた時、自転車の方が車よりも短時間で通勤出来るかもしれないと分かると、色々調べる意欲が沸いてきました。
ネットで調べると、自転車通勤をしている人のサイトは沢山見つかりました。通勤距離も頻度も千差万別でしたが、中には片道30kmとか50kmという人も居ますので、自分が車で行き来している片道30kmというのは、無理な距離ではなさそうと思いました。
ただ、自転車通勤を勧めている大抵のサイトなり、雑誌なりでは片道15kmくらいまでが無理の無い距離と紹介されていましたので、途中まで車で自転車を運んで、車を駐車場に止めて、自転車通勤するという方法を取ることにしました。
わざわざ通勤用の車に取り付けるためのサイクルキャリアまで購入しました。
しかし、サイクルキャリアを使ったのは実質4回ほどです。結局片道30kmを自転車通勤するのが普通になってしまったので、サイクルキャリアの出番がなくなったのです。片道30kmというのは、経路にそれほどアップダウンが無ければ、決して無茶な距離では無いと思います。私の場合、人の意見を鵜呑みにしてサイクルキャリアに無駄に出費をしてしまった訳です。
もし、自転車通勤をやろうと思うのなら、高い買い物をする前にママチャリでも良いからタイヤの空気を満タンにして、サドルを高くして、休日に走ってみることを強くお勧めします。
自転車通勤が「合う/合わない」は、人によって違うと思いますし、万人に勧められる方法でも無いと思いますので、投資する前に試してみる必要はあると思います。
 
私の場合は、エイヤで始めてしまった自転車通勤ですが、間もなく総走行距離2000kmというところまで続いています。
元々通勤時間が長かったので、スポーツジムに通う代わりに通勤時間を使って体を動かせるというメリットもあって、続けられているのだと思います。
また、通勤時間が日に日に短縮出来ていく快感もモチベーション維持につながっているかもしれません。
当分、自転車通勤は続けていくだろうと思います。