残価設定ローン

車の購入サイトなどでよく見かける残価設定ローンは通常のローンに比べると月々の支払い金額が少なくなるのですが、総支払い金額を見てみるとびっくりします。
金利にもよりますが、年率3.6%の5年ローンくらいで残価も支払った場合には、ローン元金よりも30%ほども余分に支払うことになります。
例えばローン元金が300万円だと支払い総額は400万円近くなります。差額でロードレーサーのトップモデルが2台ぐらい買えますからねえ。
そもそもローンで物を買うこと自体がお得ではないのですが、残価設定ローンはそれに輪をかけてお得ではない気がします。
先ほどの例で言えば、今すぐに欲しいものが手に入ることに対する対価として100万円を払う価値があると思えるかどうかがポイントですが、私の場合はその価値は見出せないですねえ。
金利が相当に低ければ違ってきますけれど...
　
と書きましたが、どうも見ていたサイトの支払い総額の計算に間違いがあったみたいです。頭金分も含めた支払い総額になっていて、上の例で言えばローン元金に対するプラスは50万円ほどでした。
それでも結構な額ですが、ちょっと微妙な数字になってきますね。