エタノール燃料車

今月号のAUTOCARの特集でエコカー王者決定戦という記事が載っていました。
ディーゼル、ハイブリッド、ガソリンに混じって、エタノール燃料車が参加していたのが面白かったです。
エタノールは、ガソリンはもちろん、軽油に比べても二酸化炭素排出量が少ないのだそうな。
植物が原料のエタノールと言う事で、原料となる植物が生育過程において二酸化炭素を吸収する分も含めると、環境負荷がかなり少ない云々という記述も。
まあ確かに植物は光合成二酸化炭素を吸収して酸素を排出しますが、植物とて普通に呼吸もするわけで、呼吸する(=酸素を吸って二酸化炭素を出す)ということは、生育過程における二酸化炭素の収支は、結局プラスマイナスゼロなのでは?
それとも光合成で吸収する二酸化炭素の方が、呼吸で排出する二酸化炭素に比べて遥かに多いのでしょうか?
気になるのでちょっと調べてみようと思います。
まあ、化石燃料に頼らない方法の研究というのが、必要な時代であることは確かなのでしょう。
ちなみに、エタノール(E85)のオクタン価は104で、ハイオクガソリンよりもオクタン価が高く、燃焼効率が高いのだそうです。