4位入賞

昨日の続きです。
群馬CSC修善寺の日本CSCと違って登りは少なめ。斜度もそれほどきつくは無いコースです。
一箇所「心臓破りの坂」と呼ばれる場所があって最大8%ほど。
下りには何ヶ所かテクニカルなコーナーがある、ということですが試走ではゆっくりなので、実際のところはレース中に確認。
 
そんな感じで試走は終了。
スタートラインに並び、Fクラススタートを待ちます。
チャレンジ100→X→Fの順にスタート。
今回はReefにWH-7850-C50装着での挑戦です。ホイールだけDURA-ACEで残りは全部105という一点集中型の構成。
 
時間になり、号砲一発スタート。
今回はとにかく前をキープを心がけていきます。
スタート後しばらくは平穏な展開。
下りのS字とその先のヘアピンは怖くて前から少し離され、抜けてから追いつく、という走り。ここは慣れるまでしばらくかかりました。
 
一周目からオーベストの人がところどころで抜け出す。
放っておくと差が開いてしまいそうなので、前を引いて詰める、を何度か。
登りはペースが落ちるので、登りでちょっと休憩。
その後もしばらく同様に展開。
二周目(三周目だったか?)の心臓破りの坂でオベの彼に、後ろの人がついて行けてない。
オベの彼の後ろに付けるつもりで外から上がっていったら、オベの彼もゆっくりに思えてしまい、そのまま前へ。
普通に引いていけば良いものを、ペースアップしてしまいました。
というかC50が行っちゃった感じ。それまでの周回でも、集団内だとペースが合ってない雰囲気だったんです。C50的に。
前を引き引き次の周回へ。
ホームストレートは徐々に登って行くのですが、そこで後ろも確認せずにちょっと休憩したのが間違い。
後ろに二人ついてきてました!
「あっ」と思ったら前に出られて、すぐに距離が開いてしまってます。
あの二人に付かないとだめだと思ったのですが(コース脇のeibinさんからの指示も同じでしたが)、休憩モードに入ってしまった身体がすぐには反応しません。
一人になってしまって、前の二人を視界に納めたまま、しかし追いつけないまま。
そのうち集団が追いついてきました。
二人逃げている事を伝え追走モード。
しかし、S字の右コーナーで先頭が落車。私はその後続。とっさのブレーキ&回避でしたが、主観的には長い長い一瞬でした。
ちょっと先のコース脇に居た係員に落車発生を告げつつ集団に戻ります。
他人が落車するのを見たのは生まれて初めてで衝撃的でしたが、気を取り直して走ります。その後の周回で同じ場所を通る時には、どうしてもスピード遅めになってしまいましたが...
周回を重ねるたび、前との差は開く一方。集団の人数も徐々に減ってきました。
落車の後にマインド的に弱ってしまった点は否めないですが、前を行く二人も速かった。
さて後半に入って残り2周ぐらいと思ったので、前に出てペースアップ。
先頭を引いてホームストレートを通過。と、そこでジャンが鳴る。
まだ最終ラップまでは一周残っていると思ったのに最終ラップに突入です。
「しまった!前引いちゃってるよ。」と思いましたが、このタイミングで先頭を代わってくれる人も無く。かといって力を残すためにペースを弱めるつもりも無く。
案の定、心臓破りの坂の手前で後ろの一人が追い越していく。いつの間にか二人になっていたのね(というか時々は後ろを確認しろって話ですね)。
後ろに付かなきゃ!と思いましたが、付けないまま差が開いてしまいました。
しかしまだ諦めず。
最終コーナーを抜けた時には、前を行く彼は間もなくゴールの位置。
でも「諦めるな!まだ行ける!」とC50。そこから渾身のスパートです。
前を行く彼は3位を確信して余裕の走り。「まくってやる!」と詰めて行きましたが、結局2秒及ばずでした。
 
今回「前へ前へ」と思っていましたので、そこについては満足です。
ついて行くべきところでついて行けなかった点は次への課題です。
今回も気が付くこと沢山でしたし、とても楽しかったです。
やっぱりレースはいいなぁ。
 
そうそう、Aクラス、eibinさんのアツい逃げは感動モノでした。ああいう走りが出来るようになりたい!